マンションが売れないのはなぜ?不動産売却を成功させる秘訣は?
「売却希望のマンションが売れない」「相続したマンションが売れるか不安」など、不動産売却に悩みを抱える人もいるでしょう。売れないマンションには理由があり、きちんと対策しなければ売れ残ってしまうケースも出てきます。そこでこの記事では、売れにくいマンションの特徴にあわせ、マンション売却を成功させる秘訣を紹介します。
マンションが売れない理由は?
最初に、マンションが売れない主な理由をチェックしてみましょう。
■価格設定
販売価格の設定が相場からかけ離れている場合、マンションが売れない理由になります。マンションを売り出す際は、可能な限り高い価格に設定したいと考えるでしょう。しかし割高な物件には買い手がつきません。買い手から値下げ交渉をされる点を踏まえても、相場に比べて高すぎる設定は禁物です。
■築年数の古さ
築年数が15年を超えているマンションは、築浅の物件に比べ売れにくくなります。見た目の古さだけではなく、設備が旧式なケースや修繕の必要が出るケースが多いためです。築年数が古い物件は、リフォームをしても希望の価格で売却できない可能性がある点を理解しておきましょう。
■内覧時の印象
マンションの売却には内覧がとても重要です。内覧に来る購入候補者は、価格や立地などを基に物件に興味を持った人です。そのため、内覧の際に好印象を与えることができれば購入の後押しになります。逆に、悪いイメージを与えてしまえばせっかく訪れた販売の機会を逃すことにもなりかねません。そのため、室内の掃除は済ませ整理整頓を行うなど、印象をよくすることが重要です。
■競争相手の存在
同じマンションの別の部屋が同時期に売りに出されている場合、価格の安さや条件で競争相手に負けるケースもあります。価格競争に勝つために、値下がりを余儀なくされる可能性が出るでしょう。
売れにくいマンションの特徴
つづいては、売れにくいマンションの特徴を紹介します。
■立地が悪い
立地が悪いマンションは売れにくいといえるでしょう。たとえば通勤や通学に公共交通機関を利用する家庭の場合、駅やバス停が徒歩圏内になければ「不便」と感じられてしまいます。また、自家用車で移動するケースが多い地域の場合、付近の道路の走りやすさや幹線道路までの距離なども重要です。
加えて、何台分の駐車スペースがあるかもポイントでしょう。ターゲットが家族層の場合、保育園や幼稚園、学校までの距離も売れにくさにつながります。生活に欠かせないスーパーや病院との位置関係を踏まえた上で物件を選ぶ家庭もあるでしょう。
■設備の維持費が高い
マンションには、家賃のほかに管理費や修繕積立費などの費用も発生します。維持費はマンションの設備を管理するために必要な費用ですが、この費用が周囲に比べ高い物件は売れにくいといえるでしょう。管理費などの価格は、マンションの設備により大きく変化します。たとえば、オートロックや管理人常駐などセキュリティの高いマンションでは維持費が上がる傾向です。
また、タワーマンションや戸数の少ないマンションも一般的に維持費は高いといえます。そのため、設備の維持費が高い理由を内覧者に説明できるようにしておきましょう。
■共用部分の管理状況が悪い
マンションの場合、共用部分の管理状況もチェックポイントです。なぜなら、内覧者が必ず通過するエントランスや廊下が汚れていると、購入に結びつかないケースがあるためです。共用部分はほかにも、階段やエレベーター、集合住宅用のポスト付近やゴミ置き場など複数挙げられます。ゴミが散乱している・切れたままの電球がそのままになっているなど、管理状況が悪い場合は注意が必要です。
マンションが売れないときの対策
マンションが売れないときは、売れない理由や売れにくいマンションの特徴を踏まえた上で対策を行いましょう。
■価格の見直し
マンションに買い手がつかない場合、エリアの相場と比較して価格の見直しを行いましょう。同時に、築年数と価格設定がつり合っているかもチェックが必要です。また、同じマンションで同時期に別の物件が売り出されていた場合も、価格の見直しは有効といえます。
■販売時期の見直し
販売時期の見直しもおすすめです。とくに競合物件がある場合、価格を下げたくない人は販売時期をずらすとよいでしょう。競合物件が売れたあと、改めて販売することがおすすめです。
■内覧方法の見直し
「内覧から先に話が進まない」という場合、内覧方法の見直しを行いましょう。ご自身では丁寧に掃除をしたつもりでも、内覧者からは「汚れている」と受け止められる可能性もあります。そのため、掃除を手掛ける専門の業者を依頼するなど内覧時の印象をよくする工夫が必要です。
不動産のプロに相談してみよう
マンションの売却は、不動産のプロに相談した上で行いましょう。価格の設定は相場を熟知した不動産会社からアドバイスを受けることをおすすめします。また、マンションが売れずに値下げを検討している場合も、不動産会社との話し合いが重要です。価格だけでなく、値下げのタイミングについてもプロの目線で提案してくれるでしょう。
不動産会社は複数に査定の依頼をし、それぞれの強みや対応力を比較して選ぶことが重要です。
この記事では、売れにくいマンションの特徴にあわせ、マンション売却を成功させる秘訣を紹介しました。売れないマンションには理由があります。そのため、適切な売却価格や時期の設定が重要です。不動産売却に悩みを抱える場合は、プロへの相談がおすすめ。複数の不動産会社を比較し、ご自身に合った会社に相談しましょう。